わたしのB面ブログ

娑婆に関心が持てなくて20代後半で尼寺に行った方がいいのでは、と考えていた人のお話

同じ場所の夢2

夢の中で気がついたら誰か分からない男女二人と共に私がそこにいた。

その場所は、丘陵を開拓し住宅地になっており海に面している所であった。夢の中で自分の存在に気がついたときにはその丘陵の裏側にいた。私は二人と面識はなく、多分カップルであろうけれど何らかの理由でカップルになれていないのだろう。背の高い男性はとゆうとそっぽを向いているようでそっけない印象、小柄な女性は男性に対して疑心暗鬼になっているようであった。そんな二人を知らないし私は何かに動かされて、用があるからとその場を後にし住宅街へ駆けていった。確か男性から早く帰ってくるように言われたが、私は夢の中で使われているようでその事を言われたことに切れていた。丘陵にできた住宅街は正面の海に向かって階段がジグザグになっていた。雲は多めだが天気は晴れていて正面の海もキラキラしており風が心地よかった。海に向かって左手側には湖か池のようなものがあったが、そこが目隠しされており何だったかは分からないままだ。

ジグザグの階段を降りて丘陵の真ん中辺りに白い庭付きの家がある。私はそこに向かって進み、その家の人に挨拶をして家に上がった。家の中でひと笑いしたことはわかっているが、その家に向かう途中から意識と肉体が離れており、その家に入る少し前から家を出て階段の踊場辺りに戻ってくるまで誰かに身体が乗っ取られていたようだった。そうなっていても結局は私の身体だからどういった内容が話されているかは薄々感じ取れた。白い家の人達は、さっき突如現れた男女二人組の男性の方に私が騙されて、結婚させようと画策しているようだった。ひと笑いがあったのは順調に騙せている事に喜んでいたのであろう。しかし私がその内容に気付いたと感じた途端、結婚するのはどっちでもいいとゆうように急に真面目な雰囲気になり話を終わらせていた。私を乗っ取っていた人が階段の踊場に来たことで意識と身体が合致し、それから少しの間心地よい風を感じながらキラキラと輝く海を眺めていた。

暫くすると例の男が呼び立てるのでイライラしながらも仕方なく合流し、私の身体を乗っ取った人がぎくしゃくした三人の仲を取り持った形でその場を去り、一回目の夢は終わった。

2回目に同じ場所に立った夢は私以外おらず、天気は以前よりも雲が多くなっており雰囲気もどんよりしていた。私は気になっていた丘陵の左側に向かっていった。

ジグザグの階段を降りて、少し白い家を気にしながらもどんどん下に降りた。下に降りてみると以外に高低差があり驚いた。やはり直接私がお邪魔したわけではないので、夢の中では白い家が気になって仕方ない。階段を降りると海と平行して通っている片側一車線の道路に出た。左手方向に歩くと殆どが庭付きの戸建てが並んでおり、静寂がその一帯を覆っていた。気になっていた所は、遠くからみると池か湖だったのが時間の経過のせいか、そう見せられていたかは分からないがそこは工場のようになってしまっていた。気になっていたから何分かずっとそこの工場らしき敷地を眺めていた。工場は住宅と道を挟んであり、私は住宅側の歩道辺りから眺めていた。暫くして工場に向かって左手側から怯えた様子の男性が現れた。こっちに来たりあっちに行ったり右往左往しており、仕舞いには奥からもう一人の人がその人を呼び戻している様が見てとれた。いったい何をしたかったのかは分からないままだ。

そんなこんなでもう戻らないといけない時間が来たように感じ、急いであの階段も登らないといけない感覚に襲われた。来た道を途中まで引き返し、階段から見える場所まで戻って名残惜しいけれど戻らなければならない、と思ったところでこの夢は終わった。